写真:南阿沙美
介しの森で - in the intermediary forest
大学生×市民 − “感性を育む自然の学び舎”で「観察・創作・交流」を実践
松戸アートピクニックは、2017年より、松戸市の中央に位置する公園「21世紀の森と広場」が有する豊かな自然環境を舞台に、現代アートをきっかけに多様な文化的価値を創造する芸術祭として開催が始まりました。
公園の豊かな環境とともに、アート作品を楽しみ、新しい自然との関わり方を発見すること、世代や言語を超え、広く交流が生まれるきっかけとなる場の創出と、私たちの多様な相互理解を目指しています。
今回は「生命の仲介的な場所である森に対して、皆で会し(集まり)、皆で理解を深める」ことをテーマとし、これまで本公園において活動を行なってきた複数の大学の研究室が、それぞれのカリキュラムを展開する形で、「観察・創作・交流」を通じたプログラムを行います。本公園の変化に富んだ自然に対して、各研究室が見出すオリジナルで多様な知見を、来園者のみなさまと共有することで、豊かな感性を育む自然学習の場となることを期待しています。
ぜひピクニックを楽しむつもりで気軽に足を運んでいただき、いつもとはほんの少し違う角度から、この魅力ある自然をお楽しみください。
名称 | 松戸アートピクニック 2021 MATSUDO ART PICNIC 2021 |
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テーマ | 介しの森で - in the intermediary forest | ||||||||||||||||||||||||
会期 | 2021年11月6日(土) - 11月19日(金)[14日間] | ||||||||||||||||||||||||
会場 | 21世紀の森と広場(千葉県松戸市千駄堀269) | ||||||||||||||||||||||||
展示鑑賞時間 | 9:00〜16:30(21世紀の森と広場への最終入場は16:00までになります) | ||||||||||||||||||||||||
展示鑑賞料金 | 無料(21世紀の森と広場への入場についても料金は無料になります) | ||||||||||||||||||||||||
総合監修 | 土屋 公雄(愛知県立芸術大学名誉教授) | ||||||||||||||||||||||||
主催 |
松戸アートピクニック実行委員会
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共催 | 松戸市、松戸市教育委員会 | ||||||||||||||||||||||||
後援 | 千葉大学園芸学部、聖徳大学 | ||||||||||||||||||||||||
グラフィックデザイン | 鈴木 壮一 |
・ご来場の際は、マスク着用の徹底をお願いします。
・各企画にご参加の際は、消毒・検温・体調チェックシートの記入にご協力ください。
・感染症対策のため、参加人数を制限しての開催となりますのでご了承ください。
「千駄堀の自然を守り育てる」ことをコンセプトに掲げ、多様化する市民生活や文化活動に対応した都市公園として1993年に開園しました。千駄堀地区の自然は数百年以上に亘り、人の暮らしと密接な関わりをもつ森と周辺環境を取り込んだ「里山」として、数十年周期で更新しながら循環してきました。この「里山」を後世に引き継いでいくためには、人と自然のつながりをあらためて認識することが重要であり、この芸術祭をきっかけに本公園の自然の魅力を感じてもらうことで、人と自然が結びつき共生できる未来を目指します。
市内小中学生が“子どもアーティスト”となり、4つの企画団体の大学生と一緒に、森から発生した伐採材を用いて、「森の気配」を醸し出す生き物のような立体作品をいくつも制作します。
完成した作品群は、森の木立に見え隠れするように配置され、この森にいつもとは少し異なる気配を創出することで、森が抱える豊かな生命に対して改めて理解を深めようと思います。
※この企画は、千葉大学園芸学部による「伐採材の利活用への取り組み」、聖徳大学大成ゼミによる「子供たちとのアクティビティによる取り組み」、武蔵野美術大学建築学科土屋・田原コースによる「空間的造形への取り組み」を融合する形の共同企画になります。
【日時】 | 2021年11月6日(土)10:30-14:30(※昼食休憩含む/雨天の場合は翌日開催) |
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【会場】 | 21世紀の森と広場「親緑の丘」 |
【対象】 | 小学3年生以上中学生以下(※小学生は保護者の同伴が必要) |
【定員】 | 先着20人 ※要事前申込み |
【費用】 | 無料 |
【申込】 | 「松戸アートピクニック」事務局(21世紀の森と広場管理事務所内) 047-345-8900まで。(10/19(火)から受付開始。9:00-17:00) |
「企画イメージ」
「森という生命の仲介的な存在の場所に、皆で集まり、皆で理解を深める」をテーマに、本公園内の親緑の丘にて、森の座談会を開催します。
前半は、4つの企画団体の大学生と、3名のゲストの方々から、「森」にまつわるそれぞれの活動紹介をしてもらいます。そして、後半のフリートークでは、会場にお越しの皆様とともに、本公園が有する豊かな自然環境の未来像を探っていくことを目指します。
【日時】 | 2021年11月13日(土)13:00-15:00(※後日、動画のアーカイブ配信を予定) |
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【会場】 | 21世紀の森と広場「親緑の丘」(※雨天の場合は「パークセンター2階シアター」) |
【対象】 | どなたでも(※小学生は保護者の同伴が必要) |
【定員】 | 先着40人 |
【費用】 | 無料 |
【申込】 | 当日会場で受付 |
【発表団体】 | 聖徳大学 大成ゼミ、千葉大学園芸学部 柳井重人研究室、千葉大学園芸学部 章俊華・武田史朗研究室、武蔵野美術大学建築学科 土屋・田原コース |
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【モデレーター】 | 江口 亜維子(千葉大学園芸学部柳井重人研究室所属) |
【ゲスト】 | 石川 文秀氏(市民)、加藤 裕一氏(本公園自然解説員)、ホーリー・デイビッド氏(里やまQ) |
座談会の会場となる、21世紀の森と広場「親緑の丘」
松戸市の航空写真をプリントしたレジャーシート、大きな竹ブランコの周辺で行われるワークショップを通して「グローカル」を体感する場をつくります。「グローカル」とは、地球規模の大きな視点と身近な地域の視点の両方を意識し、さまざまな問題を捉えていこうという考え方です。
「アートパーク14」で作った巨大なビニールのキューブの展示や親子向けにフラッグを作るワークショップも行います。
【日時】 | 開催期間中の土・日曜|10:00-15:00(※雨天の場合は中止) |
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【会場】 | 21世紀の森と広場「つどいの広場」 |
【対象】 | 幼児から大人(※小学生は保護者の同伴が必要) |
【定員】 | 各日先着30人 |
【費用】 | 無料 |
【申込】 | 当日会場で受付 |
【企画運営】 | 大成哲雄+聖徳大学大成ゼミ |
「グローカルピクニック」
2018年 松戸アートピクニック2018(21世紀の森と広場・千葉県)
近年、柳井研究室で力を入れているテーマの一つが、緑を管理する際に発生する植物性廃棄物(伐採木、剪定枝、落ち葉など)の有効利用です。
今回は、「森の循環」のしくみを、森の移り変わり(二次遷移)や資源の活用をイラストに表して公園内に展示します。
ガイドツアーでは、このイラストに表したような場所に来場者の皆さんをご案内します。それぞれの場所を訪れることで、私たちも森の一部であることを感じながら、森の循環を学ぶことができます。
ワークショップでは、森から出る伐採木・剪定枝を素材とした薪づくり、クラフトづくりや、遊び場づくり(秘密基地)を体験できます。
【日時】 | 開催期間中いつでも |
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【会場】 | 21世紀の森と広場「みどりの里」 |
【費用】 | 無料 |
【企画運営】 | 千葉大学園芸学部 柳井重人研究室 |
【日時】 | 開催期間中の日曜|午前午後各1回(11:00-15:00の間で実施) |
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【会場】 | 21世紀の森と広場「みどりの里ほか園内各所」 |
【対象】 | どなたでも(※小学生以下は保護者の同伴が必要) |
【定員】 | 各回先着20人 |
【費用】 | 無料 |
【申込】 | 当日会場で受付 |
【企画運営】 | 千葉大学園芸学部 柳井重人研究室 |
【日時】 | 開催期間中の日曜|11:00-15:00 |
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【会場】 | 21世紀の森と広場「みどりの里」 |
【対象】 | どなたでも(※小学生以下は保護者の同伴が必要) |
【費用】 | 無料 |
【申込】 | 当日会場で受付 |
【企画運営】 | 千葉大学園芸学部 柳井重人研究室 |
「企画イメージ」
“顕れる森”は管理作業とそれによる森林、環境の変化を風景として映し出すアート作品です。
公園内の設備として用いられている木杭によって管理作業や剪定枝、落ち葉などを普段と違う見え方にすることで、それまで背景に埋もれていた森がどのように維持されているか、循環しているかに目を向けさせます。
siteAで大きな枝の置かれている場の力強さを、siteBでは管理作業による空間の変化を見せることで、人々を森の中へ誘います。
【日時】 | 開催期間中いつでも |
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【会場】 | 21世紀の森と広場「つどいの広場」 |
【企画運営】 | 千葉大学園芸学部 章俊華・武田史朗研究室 |
「企画イメージ」
「❶ワークショップ+作品展示」と「❷座談会」の会場となる「親緑の丘」で、既存の木道橋を拡張するように空間を構成。
この森への来訪者も含め、森の中に潜む様々な気配が、時に交差し、会すことを狙いとします。
【日時】 | 開催期間中いつでも |
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【会場】 | 21世紀の森と広場「親緑の丘」 |
【企画運営】 | 武蔵野美術大学建築学科 土屋・田原コース |
「企画イメージ」
大成哲雄+聖徳大学大成ゼミ
Tetsuo Onari + Onari Seminar,
Seitoku University
聖徳大学大成ゼミは美術教育を研究している。地域や教育機関等で様々な人々と協力しアートプジェクトを展開。2008年から聖徳大学と地域が行っている「アートパーク」は14年続いている。子どもを交えたプロジェクトはアートによるコミュニケーションや実体験の重要性を説き、誰でも親しめるアートの表現を探っている。
https://www.instagram.com/oonarinarinari/千葉大学園芸学部
柳井重人研究室
Shigeto Yanai Lab.,
Faculty of Horticulture, Chiba University
柳井研究室は「自然と人とのつながり」を大切にしたまちづくりを進めるために,現地でのフィールドワークを実践し,その成果に基づいて緑のまちづくり研究と提案を行っています。これまでに,都市公園の魅力向上と利用促進,駅前空間における憩いの場づくりや植栽計画,集合住宅団地の屋外空間の再生,都市に残された貴重な樹林地や里山保全活動の推進,子どもの遊び場としての空き地の活用,田園風景の巡る散策マップの作成などに取り組んできました。どのプロジェクトも,地域にお住まいの方々,NPOや市民団体,企業や行政の方々とのパートナーシップによって成り立っています。
https://yanai410.sakura.ne.jp/wp千葉大学園芸学部
章俊華・武田史朗研究室
Zhang Junhua・Shiro Takeda Lab.,
Faculty of Horticulture, Chiba University
市街地でも自然地でも、人の生活と自然が交わるところに生まれるのがランドスケープです。私たちは、そのランドスケープを文化的で美しい表現へと高める「ランドスケープデザイン」という分野を学んでいます。私たちの庭園デザイン学研究室では、園芸学、建築学、都市計画学、農学、土木学など、さまざまな分野を学んだ学生や専門家が交流して学び合う場づくりを目指しています。
https://www.facebook.com/gardendesignlab.chiba.univ武蔵野美術大学建築学科
土屋・田原コース
Tsuchiya・Tahara Course,
Department of Architecture, Musashino Art University
武蔵野美術大学建築学科土屋・田原コースは、建築の立たない場所も含め、アートや建築の領域を超えた幅広い視点で、社会における新たな価値・役割を発見する為の総合的表現を追及しています。 本年は、森の持つ構造を探る中から「森に存在する気配の連鎖」を見出し、表現を行っています。
https://musabi-arc-tsuchiyastudio.info/archives/2021-plan4/2021.10.19
企画❶ワークショップ + 作品展示 「森を解す」の事前予約を開始しました。
企画❶ワークショップ + 作品展示 「森を解す」の事前予約を開始しました。
参加をご希望の方は、 「松戸アートピクニック」事務局(21世紀の森と広場管理事務所内)までお電話にてお申し込みください。
℡:047-345-8900(電話受付時間_9:00-17:00)
企画の詳細はこちら>
2021.10.13
松戸アートピクニック2021チラシデータ
2021.10.13
松戸アートピクニック2021のお知らせ
広さが東京ドーム11個分、50.5ヘクタールもある大きな公園です。緑豊かな園内は山、林、池、田園など様々な自然にふれあうことができる環境です。
①新京成電鉄八柱駅/JR武蔵野線新八柱駅から徒歩15分
②新京成電鉄八柱駅南口から新京成バス小金原団地循環または新松戸駅行きに乗車、「森のホール21・公園中央口」下車
※開園時間を中心に10分から20分ごとにバスが運行しています。
③JR常磐線馬橋駅入口から新京成バス常盤平駅北口行きに乗車、「水砂」下車(西口)または「八原台」下車(北口)
④JR常磐線・武蔵野線新松戸駅から新京成バス八柱駅行きに乗車、「八原台」下車(北口)または「森のホール21・公園中央口」下車
駐車場が4ヶ所ございます。
計847台、普通車1日500円
※南駐車場は土日祝のみ利用できます(平日利用不可)。
※観光バスなど大型バスでご来園の場合は駐車場の予約が必要です。
※お問い合わせは駐車場事務所へ
(電話:047-385-7171)
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